「音大を卒業したら音楽関係の仕事をする人が多いのかな?」

そんなことないよ。音楽関係の仕事はもちろん一般企業に就職することも多いよ。
音大生の進路・就職先6選とその年収
一般企業
音大卒業生の約半数が選ぶのが一般企業への就職。
音楽を通して身につけた専門性や集中力、継続力などを活かし多くの音楽大学卒業生が一般企業で活躍しています。
また、アートマネジメントなどの音楽関連マーケットが拡がりにより、最近ではさまざまな分野の企業が音楽の素養を持つ人材を求めています。
一般企業への就職先として一番多いのがサービス業です。
また、金融・保険業も多い傾向にあります。
年収
約300万円 ※20代
演奏家
音楽大学に通う学生であれば一度は夢見るのが演奏家。
しかし、演奏家として売れるまでには時間がかかるため、コンクールやオーディションにチャレンジしてよい成績を収める、SNSでの活動をするなどして知名度を上げるまでは生活が不安定になることも。
また、オーケストラ楽員の場合は後援団体・自治体・企業からの支援により経営をしているため、支援額が楽員の給料に影響します。
演奏家としての活動は様ざまで次のような選択肢があります。
- オーケストラ
- 声楽家
- 作曲家
- 指揮者
- ピアニスト
- 自衛隊音楽隊
- 警察音楽隊
- 消防音楽隊
- 伴奏ピアニスト(バレエ団や劇団)
年収
約500万円
音楽教員
音楽大学在学中に培った演奏技術を活かし、教育関連の進路を選ぶ学生も多いです。
音楽大学在学時や専門学校などで教員免許を取得し、教員採用試験に合格すれば音楽教員として働くことができます。
しかし、音楽の教員採用試験は倍率が高く、合格するのはそう簡単ではありません。
年収
約600万円
音楽教員※非常勤
教員免許を取得していれば演奏家やピアノ教室での仕事の傍ら、非常勤の音楽教員として働くこともできます。
年収
約300万円
ピアノ教室の先生
ピアノ教室の先生は生徒数やピアノ講師のスキルや経験、実績などによって年収が変わってきます。
ピアノ教室の先生としての働き方は様ざまで次のような選択肢があります。
- ヤマハ音楽教育システム講師
- カワイ音楽教室講師
- 島村楽器講師
- 全国各地の音楽教室講師
- 音楽教室経営
年収
約300万円
大学院進学
卒業後、もっと演奏技術を磨きたい、演奏家として活動するにはまだ早いという方は大学院に進学します。
年収
学生のため、測定できません。
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